北海道

スペースポート

2021年4月、本格稼働。

HOSPO will support the global space business as an infrastructure,
provide a comfortable development and business environment.

北海道に、
宇宙版シリコンバレーをつくる

2040年、宇宙産業の市場は100兆円まで拡大するという試算が出ている。宇宙産業に世界が注目している。地球上どこからでも、インターネットが使える通信衛星。GPSの精度も上がり、自動運転が普及。衛星データを活用したスマート農林漁業で、一次産業の課題を解決。増える人工衛星。進むロケット開発。宇宙旅行ができる時代だって、もうすぐそこに。それらが宇宙に飛び立つための、宇宙港(スペースポート)が必要だ。宇宙に挑戦するあらゆるプレイヤーに開かれた、誰もが使えるスペースポートが。世界中から宇宙開発に取り組む企業や大学、政府、さらには宇宙を夢見る子どもたち、宇宙に関心を寄せるあらゆる人々が一同に集まる、宇宙版シリコンバレーを、北海道につくる。人類の進化を牽引する企業を、北海道、そして日本から世界に送り出す。ロケットや宇宙船が当たり前に打ち上がる未来は、宇宙を使える、楽しむことが当たり前になる未来だ。人類は、宇宙で進化する。

アジア初、民間に
ひらかれたスペースポート

北海道スペースポート(HOSPO)は、世界中の宇宙産業に取り組むプレイヤー(民間企業・大学・研究機関・政府等)が自由に使える、シェアするスペースポート(宇宙港)として、2021年春に北海道大樹町に誕生しました。今、アジアには民間の人工衛星用ロケットの打上げができる世界に開かれたロケット射場はありません。日本でつくられた人工衛星も、海外のロケット・射場から宇宙に運ぶケースも出てきています。北海道スペースポートは、この課題を解決し、日本国内の宇宙産業の成長に貢献するため、ロケットや宇宙旅行等を目的とした宇宙船(スペースプレーン)を対象とした実験・打上げ設備や滑走路を持ち、エンジン燃焼試験から打上げまでをトータルでサポートします。人工衛星データを活用したビジネスの先進実験、さらにはシェアする加工場やシェアオフィスなども整備し、航空宇宙産業に携わる全ての方々に快適な研究・開発ならびに地域創生を含むビジネス機会の提供をサポートして参ります。北海道スペースポートは世界の宇宙ビジネスを支えるインフラとして、人類に貢献します。北海道スペースポートは、2021年に本格的に開港し、アジア初の世界の民間企業が利用できる宇宙港となりました。水平離着陸および垂直打上げ対応型の専用宇宙港としてもアジア初の宇宙港です。

私たちがつくりたいのは、
人類の未来です。

従来、日本で行われる人工衛星を運ぶ衛星打上げロケットの打上げは年間わずか2〜6回程度しかありませんでした。今後、人工衛星の打上げ需要が急速に増えるにつれ、ロケットの打上げ機会も増えていきます。北海道スペースポートでは、段階的に複数のロケット射場を整備し、高頻度なロケット打上げを実現。数年後、ロケットや宇宙船(スペースプレーン)が日常的に打上がる世界が待っています。その頃には、北海道は人工衛星データを活用したさまざまなアプリケーションを実証する宇宙利用の先進地となり、国内外のロケット会社(打上げサービスプロバイダー)や人工衛星開発企業をはじめとした関連産業が集積する、宇宙版のシリコンバレーが形成されていきます。誰もが宇宙にアクセスし、宇宙を使えるようになれば、人々の暮らしは今よりももっと便利に、快適になるでしょう。
私たちがつくりたいのは、宇宙が当たり前になる未来。人類がさらに進化する未来です。

ロケット射場

Launch Complex-1

Launch Complex-1(LC-1)は、人工衛星用ロケットのための射場で、垂直打上げロケットの打上げが可能。射点、組立棟、推進剤等タンクヤードを常設。また、エンジン燃焼試験の設備を併設。インターステラテクノロジズ社が観測ロケットMOMOの打上げで使用しているLaunch Complex-0の隣に建設、2023年度完成予定。

Launch Complex-2

Launch Complex-2(LC-2)では、人工衛星用ロケットの高頻度打上げ(垂直打上げ)が可能で、LC-1よりも大型の射場となる。射点、組立棟、推進剤等タンクヤードを常設。組立棟は複数あり、複数企業のロケットの同時組み立て、打上げ準備が可能。2025年度完成予定。

Runway(滑走路)

既存の1,000mの滑走路は、これまでJAXA(宇宙航空研究開発機構)、民間企業、大学等の航空宇宙実験での使用実績あり。これを1,300mに延長し、スペースプレーンの離着陸試験としても活用の予定。将来的には宇宙旅行等に使われる有人スペースプレーンのために3,000m滑走路の新設を構想

ALL JAPAN
ALL HOKKAIDO

北海道スペースポートプロジェクトは、大樹町とSPACE COTAN株式会社が中心となり、北海道庁、北海道経済連合会など多くの道内企業や団体、支援者とともに推進していくALL JAPAN、ALL北海道で取り組むプロジェクトです。

北海道大樹町 町長

黒川 豊

Yutaka Kurokawa

大樹町は1985年から「宇宙のまちづくり」を続けてきました。2021年には、「北海道スペースポート」の運用を開始し、夢が現実へと歩み進めています。小さな町から始まる取組みがやがて十勝にとどまらず北海道、そして日本に新たな産業を創出する「大きな樹」に育つものと信じています。「大樹から宇宙(そら)へ」いっしょに夢を実現しましょう。

SPACE COTAN株式会社 代表取締役社長兼CEO

小田切 義憲

Yoshinori Odagiri

「大樹(ここ)から宙(そら)へ」!地元、大樹町、十勝、北海道の熱い思いを載せ、北海道スペースポートがいよいよLift Offします。人工衛星の活用を通じ私達の生活の質が更に向上するよう、ALL北海道として「宇宙版のシリコンバレー」を目指し、そして日本を元気にしていきます。

SPACE COTAN株式会社 COO

大出 大輔

Daisuke Ode

いま、日本のロケット打ち上げ数は宇宙先進国と比較して圧倒的に少なく、日本で作られた人工衛星が、海外から打ち上げられています。日本の宇宙産業を自立発展可能とするためにはまず、ロケットと射場が早急に必要です。日本の未来の為に、このプロジェクトへのご協力をお願いいたします。

SPACE COTAN株式会社 CTO

干場 康行

Yasuyuki Hoshiba

北海道スペースポート(HOSPO)は、世界にひらかれた宇宙港がコンセプトです。従来のロケット射場は企業・団体占有のものでしたが、HOPSOは世界中のロケット打上げ事業者が使いやすい”共用の”射場や実験施設をもつユニークな宇宙港です。近い将来、HOSPOが宇宙とのハブになり、日常的にロケットや宇宙船が往来する未来を創造していきます。

SPACE COTAN株式会社 CMO

中神 美佳

Mika Nakagami

北海道スペースポートから世界中のロケットが日常的に打ち上がる、その景色を想像するとワクワクしてきませんか?ロケット会社、人工衛星開発企業、さらには観光客まで。宇宙を目指す人々が集まる、宇宙版シリコンバレー。ここから世界の宇宙産業を牽引する企業を輩出します。北海道から日本、世界に夢や希望を届けていきます!

支援者

北海道知事

鈴木 直道

Naomichi Suzuki

「北海道スペースポート」が、本格稼働に向けた新たな一歩を踏み出します。本道はもとよりアジアにおける宇宙ビジネス創出の拠点を目指して、関連産業の集積とともに、観光など幅広い分野への波及効果を生み出すことができるよう、今後も地域の皆様と共にオール北海道で取り組んでまいります。

北海道経済連合会 会長

藤井 裕

Yutaka Fujii

当会は北海道経済の活性化と発展に向けて宇宙産業集積を極めて重要と考え、2019年に「宇宙産業ビジョン」を公表致しました。この度のSPACE COTAN(株)の設立は、まさに起爆剤ともなり得る大きな一歩であります。思いを一つに今後も北海道の将来的発展を目指して力を合わせていきましょう 。

とかち航空宇宙産業基地誘致期成会 会長 / 帯広市長

米沢 則寿

Norihisa Yonezawa

SPACE COTAN株式会社の設立により、北海道・十勝におけるロケット射場整備の取り組みが大きく前進したことは、喜ばしいことであり、大樹町をはじめとする関係各位のご尽力に、心から敬意を表します。期成会としても、これまで同様、将来の航空宇宙産業基地形成に向け、ともに取り組んでまいります。

北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC) 理事長

上杉 邦憲

Kuninori Uesugi

スペースポートは単なるロケットの射場ではありません。海の往来に港が、空の往来に空港が必要なのと同じくスペースポートは宇宙の往来に必要な港「宇宙港」です。HASTICは大樹町とともに世界に開かれた民間宇宙港「北海道スペースポート」の実現に向け尽力してきました。この度SPACE COTAN株式会社の設立により、いよいよその実現への第一歩が踏み出されます。、HASTICはスペースポートの更なる発展に向け、引き続き支援して参ります。

人類の未来、
日本の未来を、
北海道から。
みんなでつくりませんか?

人類の未来、
日本の未来を、
北海道から。
みんなでつくり
ませんか?

北海道スペースポートプロジェクトは、大樹町とSPACE COTAN株式会社が中心となり、北海道庁、北海道経済連合会など多くの道内企業や団体、支援者とともに推進してまいります。

わたしたちについて

北海道スペースポートプロジェクトは、北海道大樹町とSPACE COTAN株式会社が主体となり、ALL JAPAN、ALL 北海道で取り組むプロジェクトです。

北海道大樹町

Name 北海道大樹町
Head Office Address 〒089-2195 北海道広尾郡大樹町東本通33
Tel 01558-6-2111
Town Mayor 大樹町長 黒川 豊
Website https://www.town.taiki.hokkaido.jp

SPACE COTAN株式会社

Name SPACE COTAN株式会社(SPACE COTAN Co., Ltd.)
Head Office Address 〒089-2152 北海道広尾郡大樹町西本通98 3階
CEO 小田切 義憲
Founded 2021年4月
Capital 7,600万円
Main Business 大樹町からの委任に基づくHOSPOのプロジェクト推進業務全般(北海道スペースポートの管理運営、整備資金調達支援、射場の設計、国の認定取得、国内外の顧客開拓、PR活動等)、宇宙産業促進に向けた自主事業等
Website https://www.hokkaidospaceport.com