~「北海道スペースポート」を核とした宇宙版シリコンバレーの実現へ向け体制強化~

民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」を運営する北海道大樹町(町長:黒川豊)は、2025年4月1日付けで機構改革を行い、新たに「宇宙航空課」を新設したことをお知らせします。
大樹町では、新たなロケット射場・航空宇宙関連企業の誘致などを戦略的に進めるため、2016年に企画商工課内に航空宇宙推進室を設置、これまで北海道スペースポートの拡充整備等に取り組んできました。
2022年に着工した新たなロケット射場LC1整備工事及び滑走路延伸工事においては、2024年に滑走路の300m延伸工事が竣工、2026年9月にはLC1整備工事が竣工予定であり、北海道スペースポートを核とした取り組みがより一層加速し、ロケット打上げや宇宙航空関連実験受け入れに向けた環境整備、誘致業務が増加する見込みであることから、課として独立し体制強化を図ります。
今後は、北海道スペースポートを核とした宇宙関連産業の集積である「宇宙版シリコンバレー」実現に向け、取り組みを加速させます。
《大樹町長 黒川 豊 コメント》
1985年から宇宙のまちづくりを続ける当町では、企画課企画係が他業務と兼務し担っていた航空宇宙関連業務を専門的に扱うため、 2016年 企画商工課内に航空宇宙推進室を新設しました。
国においては2030年代前半までに年間30件のロケット打上げを目標に掲げるなど、近年、民間による宇宙開発が加速していることから、当町における更なる需要増を見越し、今般、航空宇宙推進室を独立させ、宇宙航空課を設置することとしました。
当町は、北海道スペースポートを核とした宇宙版シリコンバレーの実現へ向け宇宙航空課を中心に宇宙航空に関する取り組みを更に加速させ、宇宙のまちづくりによる地方創生を進めていきます。
《北海道大樹町 概要》
代表者 :町長 黒川 豊(くろかわ ゆたか)
所在地 :北海道広尾郡大樹町東本通33番地
事業概要:人口5,300人の一次産業が基幹産業の町。昭和59年の北海道大規模航空宇宙産業基地構想で航空宇宙基地の適地とされ、以降 40年近くにわたり宇宙のまちづくりを推進し、HOSPOを本格稼働。北海道スペースポートを核とした宇宙版シリコンバレーの形成を目指します。
WEB :https://www.town.taiki.hokkaido.jp/