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23

Aug

2021

北海道十勝スカイアーススポーツとパートナーシップ協定を締結しました

  • PRESS RELEASE

宇宙×スポーツの掛け合わせで地域活性化を⽬指す

アジア初の民間にひらかれた宇宙港「北海道スペースポート」を推進する北海道大樹町(本庁:北海道広尾郡大樹町、町長 酒森正人)とSAPCE COTAN株式会社(本社:北海道広尾郡大樹町、代表取締役社長 小田切義憲)は、北海道十勝スカイアーススポーツ株式会社(北海道河東郡音更町、代表取締役社長 金澤宗一郎)との3者間において、8月23日にスポーツ×宇宙のまちづくりパートナーシップ協定 (以下、「本協定」という。)を締結したことを発表いたします。 本協定締結により、北海道大樹町、北海道十勝スカイアーススポーツ株式会社、SPACE COTAN 株式会社が連携協働し、スポーツ振興と宇宙のまちづくりに取り組むことにより、地域の更なる活性化を図って参ります。 北海道大樹町とSPACE COTANは様々なスポーツ関係団体との連携を行ってまいります。

  • 背景

本協定は、宇宙とサッカーという分野は全く異なりますが、同じ「十勝」をフィールドに活動する3者が、ここ地元「十勝を盛り上げたい」といった共通の思いや、ともに「十勝から全国、世界、宇宙を目指す」といったお互いのビジョンや活動に共感し、今回の締結へと至りました。北海道大樹町とSPACE COTANがスポーツ団体とパートナーシップ協定を結ぶのは今回が4団体目となります。

記者会見でのコメント

■大樹町長 酒森正人

同じ十勝ということで、色々な取組ができるものと思っております。スポーツや宇宙を通じた幅広い様々な取り組みを通じて、ぜひここ「十勝」を「全国」そして「世界」に広く発信していける取り組みを一緒にやっていければと思っております。 「十勝」をフィールドに、スカイアースはJリーグを目指して、そして、我々大樹町とSPACE COTANは宇宙を目指して、それぞれ全く分野は異なりますが、夢を諦めず、そして失敗を恐れず挑戦し続けるという意味では、共通するものがあると思っておりますので、3者が良い意味で切磋琢磨しながら発展・成長していけることを期待しております。そして、「夢を諦めない」「チャレンジし続ける」といったことを、ぜひ、次代を担う子どもたちにも一緒になって伝えていければと考えているところです。 今後、様々な取組みができることを心より楽しみにしております。 本日は誠にありがとうございました。

■北海道十勝スカイアーススポーツ(株)代表取締役社長 金澤 宗一郎 氏

本日3者におけるパートナーシップ協定を結ぶことができたことを十勝の一住民として大変うれしく思うとともに、感謝申し上げます。 日本全体の地域を考えてみますと、国家主導の地域開発によって社会構造の変化であったり、少子高齢化も含めた地域経済の停滞等、やはり今こそ地域が主導となって地域をけん引していく、産官学金労言の様々な関係機関や関係団体を巻き込んで地域をけん引していくことが非常に重要であると考えておりまして、そういった意味で本日のこの協定についてはすごく大きな意味を持っていると考えております。 スポーツと宇宙という共通の話でいきますと、町長の話にもありましたが、この十勝の次代を担う子どもたちの夢であったり、憧れであると認識しています。だからこそ、この十勝がより良くなっていくためには、子どもたちに夢や希望を与えられるような連携を今後図っていくことができれば、この協定は素晴らしいものになると思っております。 大樹町から十勝、そして北海道、日本、世界、最後には宇宙に我々の夢や希望が届くようにしっかり頑張って参りますのでよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

■SPACE COTAN(株)代表取締役社長 小田切 義憲

後ろのパネルを見てみますと、スカイアース様のチームカラーと我々のコーポレートカラーは極めて似ております。これはテーマが「大地と大空」、我々は地上から宇宙へ、大地の緑から濃い空の色までということで、スカイアース様もまさにテーマが一緒でカラーが同じであるということを今しみじみ感じているところです。 このひと月、オリンピックが開催され、また明日からパラリンピックが開催されます。夢を現実にする、夢が現実になるということが目の前で起こる、見ることができる、まさに夢を自分のものにしていくということがこれからの若者に求められていると思います。夢を現実にすることは簡単ではなく、その途中にはチャレンジがあったり、失敗があったり、躓きがあったりすると思いますが、若いうちに躓くことはたくさん経験しておいた方がよいと思います。ぜひ失敗にめげることなく失敗を糧にして次に続けていただきたいと思っております。 今回の協定、地元の企業が連携して新たなモノを作り上げていくことに大きな意味があると感じています。まずは十勝を元気にし、北海道を、そして日本を元気にしていくという大きな夢を持って進めて参りたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

北海道スペースポートとは

HOSPOは、 2021年4月に北海道大樹町にて、アジア初の民間にひらかれた宇宙港として本格稼働しました。 「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」というビジョン実現に向けて、ロケットおよび宇宙旅行等を目的とした宇宙船(スペースプレーン)の射場・実験場を整備し、打上げ支援業務を行います。HOSPOは世界の宇宙ビジネスを支えるインフラとして、航空宇宙の研究開発〜ビジネスのサポートならびに地方創生を含むビジネス機会を提供します。2025年までに2つの人工衛星用ロケット射場整備の資金を集めており、その資金確保にふるさと納税(企業版・個人版)や寄付の仕組みを活用しております。*1

北海道スペースポートWebsite:https://hokkaidospaceport.com

*1:大樹町では地域再生計画「大樹町発!航空宇宙産業集積による地域創生推進計画」のなかで企業版ふるさと納税の用途として、スペースポートの施設整備を盛り込み、2020年3月に内閣府の認定を得ている。