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16

Mar

2022

大樹町のロケット開発が舞台のスマホ漫画プロジェクトが始まりました

アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート」の事業推進を行うSPACE COTAN株式会社(本社:北海道広尾郡⼤樹町、代表取締役社⻑兼CEO:小田切 義憲、以下SPACE COTAN)は、北海道スペースポートの応援コミュニティ「HOSPO SUPPORTERS」のメンバーでもあるINCLUSIVE株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤田誠、以下INCLUSIVE)と、その子会社である株式会社ナンバーナイン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小林琢磨)とともに、ロケット開発をテーマとしたWEBTOON(スマホ特化型の縦型マンガ)プロジェクトに取り組むこととなりましたので、お知らせいたします。原作者として、「左ききのエレン」などの著者として知られる“かっぴー氏”に参画いただき、エンターテインメントの観点から宇宙産業とロケット開発事業の理解促進と認知拡大を目指す本プロジェクトに全面協力してまいります。本プロジェクトは、北海道スペースポートが関係する宇宙×エンターテイメントのプロジェクト第一弾となり、製作されたWEBTOON(スマホ特化型の縦型マンガ)の公開は2022年秋頃を予定しております。
SPACE COTANは今後もHOSPO SUPPORTERSのメンバー企業の皆様とともに連携を図り、北海道における宇宙版シリコンバレーの実現に取り組んでまいります。

プロジェクト始動の背景:宇宙産業・ロケット開発/打ち上げをより身近に

世界の宇宙市場は年々拡大を続けており、「将来宇宙ロードマップ検討会(KEARNEY社)」の資料によると、2018年時点で約40兆円規模の市場が2040年には波及効果も含め約160兆円規模になると予測されています。

宇宙産業は、今後の著しい成長が期待される産業領域である一方で、日常生活の中ではまだまだ身近なものと認識されておらず、今後の市場拡大にあたってはそれらを身近なものへと“翻訳”し、国民の関心と理解を高めることが必要不可欠となっています。

本プロジェクトには、北海道大樹町で宇宙港「北海道スペースポート」を推進するSPACE COTANと同町に本社を置くロケット開発企業インターステラテクノロジズ(本社:北海道広尾郡大樹町、代表取締役社長:稲川貴大)が全面協力します。宇宙産業に携わる人々や、ロケット開発/打ち上げの取り組みや想いを、より多くの人々に知ってもらい、子供たちが憧れる産業にしていきたい―そんな想いのもと、WEBTOONという新しいコンテンツフォーマットを通じ、国民の関心と理解を高めることで宇宙産業の盛り上げに貢献してまいります。

WEBTOONとは

WEBTOONはスマホに最適化された、縦読みフルカラー形式の漫画です。韓国で誕生し、その後アジアをはじめ世界中で注目を集めはじめているWEBTOONは、「ウェブトゥーンの世界市場:市場規模・情勢・予測(2021年~2027年)(QYResearch社発行)」の調査によると、2020年の世界WEBTOON市場は約2600億円(23億390米ドル)あり、その成長率を踏まえ2027年までには約1.85兆円(164億5,000万米ドル)に達すると予測されています。
ナンバーナインは、その市場性に早くから着目し、日本におけるWEBTOON市場開拓や製作に注力しております。

原作者かっぴー(Kappy)氏について

今回日本初、民間ロケットで宇宙に到達するまでの波乱万丈な物語をWEBTOON化するにあたり、原作者としてプロジェクトに参画いただくかっぴー氏は、135万部(電子含むシリーズ累計)突破、ドラマ化・舞台化もされた人気漫画「左ききのエレン」をはじめ、「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」「SNSポリス」など、数々の作品を世に出してきた漫画家です。

<プロフィール>
1985年神奈川県生まれ。株式会社なつやすみ代表。武蔵野美術大学でデザインを学んだ後、2009年大手広告代理店に入社。アートディレクターを務め、WEB制作会社のプランナーに転職。趣味で描いた漫画「フェイスブックポリス」をnoteに掲載したところ一躍話題に。2016年に漫画家として独立。

各社コメント

株式会社ナンバーナイン 小林琢磨氏 コメント

韓国発のWEBTOONは、国内では最近注目され始めたばかりの新しい表現方法です。前例がない、歴史が浅い、まだまだ未完成なエンターテインメントです。だからこそ、民間から宇宙を目指すという日本では前例のない挑戦を行う今回のプロジェクトの舞台にふさわしいと考えています。宇宙を、WEBTOONをもっと身近な存在にするために、INCLUSIVEさん、SPACE COTANさん、インターステラテクノロジズさんと一緒に頑張ります。働くすべての大人たちにワクワクとドキドキを届け、明日への活力になる様な作品にしたいと思います。ぜひ、応援してください!!

インクルーシブ株式会社 代表取締役社長 藤田誠氏 コメント

WEBTOONという新たなコンテンツフォーマットを通じて、ロケット開発に関わる人々の想いや軌跡を多くの人に届けることで、宇宙関連ビジネスをより身近なものにしていきたいと考え、今回のプロジェクトを立ち上げました。 SX(スペーストランスフォーメーション)の一環として本プロジェクトを推進し、宇宙関連事業の盛り上げに貢献してまいります。 INCLUSIVEとナンバーナインは、原作者のかっぴー氏、インターステラテクノロジズ、SPACE COTANと協力し、世の中に広く愛される作品を共創することで、宇宙産業を盛り上げる取り組みを推進してまいります。

SPACE COTAN株式会社 代表取締役社長兼CEO 小田切義憲コメント

宇宙ビジネスに加えて、360度視界の中に人工物が何もない手付かずの自然がたくさんある北海道大樹町では、-20℃の厳しい冬や35℃を超える短い夏、年間を通じて美味しい食材が豊富にある等、漫画の題材は無限にありますし、何より36年もの間宇宙のまちづくりに取り組んできた実績、そして宇宙港「北海道スペースポート」があります。 これからの漫画のトレンドとなるWEBTOONと、インターステラテクノロジズ(IST)社が取組んでいる最新の「宇宙」が出会い、ロケット開発、製造そして、そこに関わる人にFocusした作品が作られていくことにワクワクしています。

北海道スペースポート(HOSPO)とは?

北海道スペースポート(HOSPO)は、 2021年4月に北海道大樹町にて、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港として本格稼働しました。 「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」というビジョン実現に向けて、ロケットおよび宇宙旅行等を目的とした宇宙船(スペースプレーン)の射場・実験場を整備し、打上げ支援業務を行います。HOSPOは世界の宇宙ビジネスを支えるインフラとして、航空宇宙の研究開発〜ビジネスのサポートならびに地方創生を含むビジネス機会を提供します。2025年までに2つの人工衛星用ロケット射場整備の資金を集めており、その資金確保にふるさと納税(企業版・個人版)や寄附の仕組みを活用しております。

北海道スペースポートWebsite:https://hokkaidospaceport.com

INCLUSIVE株式会社 会社概要

INCLUSIVE株式会社は「必要なヒトに、必要なコトを。」をビジョンに掲げ、メディア企業を中心とした事業会社や、クリエイターのDXを推進する「事業開発会社」です。広告関連事業に加え、個人課金事業やメディア関連サービスのSaaS、地域創生関連サービスを展開しています。
直近ではさらなる新規事業の取り組みとして、衛星を活用してあらゆる産業を効率化する「SX」(スペーストランスフォーメーション)を推進しています。
代表者 : 代表取締役社長 藤田 誠(ふじた まこと)
所在地 : 東京都港区南青山5-10-2 第2九曜ビル3F
ウェブサイト:https://www.inclusive.co.jp/

SPACE COTAN株式会社 会社概要

SPACE COTAN株式会社は、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート」の事業推進を行い、北海道大樹町および北海道、北海道経済連合会等の関係団体とともに、「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」というビジョン実現に向けて様々な事業を展開してまいります。

代表者 :代表取締役社長兼CEO 小田切 義憲(おだぎり よしのり)
所在地   :北海道広尾郡大樹町字芽武183番地1
事業概要   :大樹町からの委任に基づくHOSPOのプロジェクト推進業務全般(北海道スペースポートの管理運営、整備資金調達支援、射場の設計、国の認定取得、国内外の顧客開拓、PR活動等)、宇宙産業促進に向けた自主事業等
ウェブサイト:https://hokkaidospaceport.com

▼プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000078016.html