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20

Apr

2022

北海道スペースポート整備事業の入札を実施しました

北海道大樹町(本庁:北海道広尾郡大樹町、町長 酒森正人)は、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート(以下、HOSPO)」の施設整備事業について、令和4年度から3カ年となる第一期計画の入札告示を行いました。

北海道大樹町(本庁:北海道広尾郡大樹町、町長 酒森正人)は、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート(以下、HOSPO)」の施設整備事業について、令和4年度から3カ年となる第一期計画の入札告示を行いました。
今回行う第一期計画の整備事業は、民間企業等の人工衛星用ロケットの打上げに対応したロケット射場Launch Complex-1(LC-1、2023年度完成予定)の新設、スペースプレーン(宇宙船)実験用の滑走路300m延伸(既存の1000m滑走路から延伸、2024年度完成予定)の整備を行うもので、第一期計画の総事業費は23億2000万円を予定しています。総事業費の半分は令和4年度に採択された内閣府地方創生拠点整備交付金(まち・ひと・しごと創生交付金、以下地方創生交付金)を活用し、残りは企業版ふるさと納税等の寄附を充当する予定です。
参加表明書及び資格審査申請書類の受付期間は、2022年4月28日から2022年5月27日までです。令和4年度の事業内容は、LC-1・滑走路延伸の実施設計とLC-1の土木・設備工事となります。また、総事業費の半分を企業版ふるさと納税等の寄附金を充当するため、引き続き企業版ふるさと納税等の募集を行います。
大樹町及びSPACE COTANは、”宇宙版シリコンバレーをつくる”というビジョンの実現に向け、北海道スペースポートを早期に拡充し、アジアのハブ宇宙港として日本の宇宙産業を支えていくとともに、宇宙港を核とした地方創生に取り組んでまいります。

■申請要件・申請方法等                               
詳しくは以下、大樹町ホームページをご覧ください。                         
https://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kikaku/uchu/LC1.html

内閣府地方創生拠点整備交付金、事業採択の理由は、スペースポートを核とした宇宙版シリコンバレー形成による企業誘致・交流人口増加・農業/漁業等既存の産業のデジタル実装

内閣府による地方創生拠点整備交付金(令和4年度当初予算分第1回)の交付対象事業における取組事例として、HOSPO整備事業が以下の内容で紹介されました。
・事業名:北海道スペースポート整備事業(令和4〜6年度)
・地方公共団体名:北海道大樹町
・事業概要等:大樹町多目的航空公園内に、ロケットを打ち上げるための発射場を整備するとともに、実験用ジェット機等の離着陸を可能とするため、既存の滑走路を延伸するもの。令和4年度採択額は 675,000 千円。 当該施設の整備を通じ、民間企業が人工衛星を搭載したロケットを発射することが可能となり、ロケット製造企業・小型人工衛星製造企業・衛星データ利用企業等の航空宇宙関連企業の誘致、雇用の創出等を図る。また、ロケット打上げの見学、発射場やロケット製造企業の工場等見学ツアー・視察、さらには修学旅行の受入など、新たな人の流れを生み出すことで、交流人口の拡大、経済効果の増加にもつなげる。 さらに、小型人工衛星を搭載したロケットを打ち上げることにより、衛星データを活用できる機会を広げ、町の農業、漁業などの既存産業のデジタル実装(スマート農業、スマート漁業等)を推進するとともに、延伸した滑走路を利用したドローンの実験を大規模で行うことにより、空飛ぶクルマの開発や、有人ドローンなど新たな成長産業の創出を促進する。
※ 企業版ふるさと納税の併用予定(寄附見込:1,160,000 千円(令和4~6年度))

LC-1(2023年度完成予定、民間等の人工衛星用ロケットの打上げ射場)のイメージ図

既存の1000m滑走路を300延伸し(2024年度完成予定)、民間のスペースプレーン等の実験に対応予定

北海道スペースポート(HOSPO)とは?

HOSPOは、 2021年4月に北海道大樹町にて、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港として本格稼働しました。 「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」というビジョン実現に向けて、ロケットおよび宇宙旅行等を目的とした宇宙船(スペースプレーン)の射場・実験場を整備し、打上げ支援業務を行います。HOSPOは世界の宇宙ビジネスを支えるインフラとして、航空宇宙の研究開発〜ビジネスのサポートならびに地方創生を含むビジネス機会を提供します。2025年までに2つの人工衛星用ロケット射場整備の資金を集めており、その資金確保にふるさと納税(企業版・個人版)や寄附の仕組みを活用しております。

北海道スペースポート(HOSPO)施設拡充のため、ふるさと納税を大募集!

HOSPO施設拡充のために企業版ふるさと納税や、個人版ふるさと納税を募集しております。
日本の宇宙産業の未来をつくる、また、地域振興やSDGsへの貢献のため、皆様のご支援をお待ちしております。
・企業版ふるさと納税詳細:https://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kikaku/uchu/hokkaidospaceport.html
・個人版ふるさと納税詳細:https://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kikaku/shoko/furusatonouzei.html

■北海道大樹町 自治体概要
名称   :北海道大樹町
代表   :大樹町長 酒森 正人(さかもり まさと)
所在地  :北海道広尾郡大樹町東本通33番地
事業概要 :北海道大樹町は人口5,399人の一次産業が中心の町ですが、昭和59年の北海道大規模航空宇宙産業基地構想内で航空宇宙基地の適地とされ、以降35年以上にわたり宇宙のまちづくりを推進しています。令和2年に地域再生計画「大樹町発!航空宇宙産業集積による地域創生推進計画」を策定し、北海道スペースポート整備による宇宙版シリコンバレーの形成を目指しております。
Website:https://www.town.taiki.hokkaido.jp

■SPACE COTAN株式会社 会社概要
名称   :SPACE COTAN株式会社
代表者  :代表取締役社長兼CEO 小田切 義憲(おだぎり よしのり)
所在地  :北海道広尾郡大樹町字芽武183番地1
事業概要 :大樹町からの委任に基づくHOSPOのプロジェクト推進業務全般(北海道スペースポートの管理運営、整備資金調達支援、射場の設計、国の認定取得、国内外の顧客開拓、PR活動等)、宇宙産業促進に向けた自主事業等Website:https://hokkaidospaceport.com
※SPACE COTAN株式会社では町の委託事業により北海道スペースポートのPR事業を行っています。


詳細はこちら。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000078016.html